こんにちは。
玉子焼(明石焼)のよし川です。
開店以来40年、明石の中でも
老舗のよし川では、特にやわらかな生地を如何に美しい形にまとめあげるかという課題に取り組み続けてきました。おいしい素材をさらにおいしくするのはやはり伝統の技術。そして、何より素材です。今日は当店こだわりの材料について、ご紹介しようと思います。
まずは、
「たことおだし」へのこだわりから。
他店では冷凍カットダコやだしの素を使っているお店もあるようですが、「
よし川」では素材には一番こだわりを持つ老舗のひとつです。「
よし川」がたこの素材で選びぬいたのはこだわりの「明石だこ」。溢れんばかりの旨味が詰め込まれた「明石だこ」は、やわらかな玉子生地に封じ込められ、たこの風味を最大限に染みこませます。歯ごたえも抜群で選りすぐりの一品です。
外国産のカットダコのように柔らかい食感と違い、ゆがいた明石ダコは、お年を召した方の中にはタコ抜きを注文される方もいらっしゃるくらいの歯ごたえがあります。硬いものがだめな方でもタコ抜きをご希望のお客様もご来店されておりますが、タコを残してでも旨みだけは召し上がっていただきたいです。
次に明石焼(玉子焼)の特徴である「付けだし」。全国でも有数と言われる、最高級の分厚い利尻昆布(主婦の皆様から見ると、値段を見ると捨てるのがもったいない程の極上の一品で、時に佃煮に使用)大きなお鍋でその日の分を炊きます。
そこにたっぷりのかつおぶしで、深みのある何度でも飲みたくなるおだしに仕上げています。味付けはいたってシンプル。「
よし川」では、だしの素などの調味料を使用せず、こだわりの旨味のだしをご提供させて頂いております。えぐみも臭みももちろん御座いません。
次に、
「たまご」へのこだわりです。
よし川では、赤穂の平飼い自然卵「むかしのたまご」を仲買業者抜きで産地直送で仕入れをしております。通常、鶏の羽の色=白もしくは茶色のイメージですが、むかしのたまごを産むには鶏の羽はなんと真っ黒です。
原種に近い『ネラ』という鶏で、普通の養鶏場の鶏のように毎日たまごを産むわけでなく、2・3日に1個しか産みません。のびのびと育った元気な鶏たちは2・3日分の栄養の詰まったおいしい貴重なたまごを産んでくれます。
お箸で黄身を持ち上げるのは普通の卵でも可能ですが、爪楊枝を10本立てても倒れないのは、元気なたまごの証拠です。さらに爪楊枝を抜いても黄身は崩れる事は無く、美しい曲線を保ちます。
生産者の「むかしのたまご」本舗斎藤さんによると、玉子の味の違いが分かるのはやはり「たまごかけご飯」で、非常に本来の甘みを実感出来ます。明石焼(玉子焼)に使っても甘さは変わらず、お砂糖もみりんも使わずに甘みが出せるのはこのたまごのおかげです。ただひとつ、意外な所でスタッフを手こずらせているのが普通の何倍も分厚い『殻』。
ちょっとやそっとコンとしたくらいでは割れてくれません。偶に落としてしまっても時に殻は割れても中の膜がしっかりしているので身が溢れることはありません。(
むかしのたまご本舗では地玉子の直売や通販もあります。)
最後に、かんじん要の
「焼き方」へのこだわりです。
いくら素材にこだわったとしても、焼き方ひとつで大きく味が違ってくるのが明石焼(玉子焼)の面白いところです。たこやきはスーパーで専用の粉を買えば家庭のたこ焼器である程度おいしいものが完成しますが、粉の少ない明石焼(玉子焼)はそういうわけにはいきません。特によし川の明石焼(玉子焼)は生地の柔らかさが信条。ちょっと目を離すと生地が分離して銅板にくっつき、どうにもこうにもまとまらなくなってしまいます。ここで油をどんどん追加すれば焼やすくはなりますが、熱々ならまだしも、冷めると味がぐんと落ちてしまいますので油は極力控えています。
一人前に焼けるようになるまで少なくとも数ヶ月の修行が必要。店長のスパルタ指導を受けて1枚焼きから2枚焼き、最終的には4枚焼き、さらに見た目にも美しい明石焼(玉子焼)を目標にスタッフは日々頑張っています。
この道10年の店長が焼くのはぎりぎりまで油を控えたふんわりとろりの明石焼(玉子焼)。食べ終わった板に油がべっとり付いていたり、付けだしにラーメン並みの油が浮いていたりといったことは
よし川ではありえないことです。
また、茶碗蒸しを焼いたようと形容されることも多い
よし川の明石焼(玉子焼)は、その柔らかさゆえ出来立て熱々をひとくちで食べようとするとトロけだした生地が口いっぱいにくっつき大変なことに。(取材に来られる多くの有名人がパクッとひとくちで召し上がり、出すことも飲み込むこともできず涙を流されます。)頑張っています。
おいしい素材をさらにおいしくするのはやはり伝統の技術。開店以来40年、明石の中でも老舗のよし川では、特にやわらかな生地を如何に美しい形にまとめあげるかという課題に取り組み続けてきました。店長のポリシーは、食べてはもちろん、目からもおいしさを。 よく、明石焼(玉子焼)を取り上げた番組などで他店の商品を見るたびに、うち(よし川)ではもっと美しい明石焼(玉子焼)にこだわっているぞ!と声を上げる店長の姿があるのです。
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お好み焼・玉子焼(明石焼)よし川
兵庫県明石市本町1丁目2番16号 T E L 078(911)8311
10:00〜19:00(土・日・祝は20:00まで)
地方発送・通販もやってます。
http://www.uontana.com/